メインで利用しているマシンは、回線の口とフロアが異なるので、
回線は速ければ良いが、取り回しも重要
メインで利用しているLinuxマシンは
Wi-Fiルータ→中継器→有線→SwitchingHub→PC
という経路で動かしている。
この場合、上り下りともに、約60Mbps〜80Mbpsの速度が常時出ている。
スマートフォンで、直接ルータに接続すると、600Mbpsとか出るので、その1/10というのは少々残念だけど、不便なことはない。
Wi-Fi子機を入手
今回、USB接続の子機 ELECOMのWDC-433DU2HBKを入手したので、動作するのかも含めて検証してみた。
こんなタイプのもので、向きが換えにくいデスクトップ型の場合は、案外良い形状。
とりあえず、USBに挿して、dmesgで確認すると、Elecom と型番は認識している。
念の為、lsusbでも見てみるが、
Bus 003 Device 002: ID 056e:4007 Elecom Co., Ltd WDC-433DU2HBK
と出力され、問題はなさそう。
次は、ドライバだ。
いろいろ調べてみると、Ubuntu16.04の頃から使われているらしい。
チップは、RealtechのRTL8811AUらしい。
Linuxでは、RTL8812もしくはRTL8821用でOKらしい。
ソースコードを持ってきて確認すると,すでに機器のIDは登録されていた。
で、makeするのだが、通らない。
ムムム…。
結構時間をとられたものの、改善しないので、別の方法を探る。
今度は、問題なくbuild完了。
ただ、今はDKMSで動かしているので、ブログの手順では動作しない。(ドライバを見つけてくれない)
そこで、gitにあるREADMEを見ると、ちゃんとDKMS用の手順が載っていた。
$ sudo make dkms_install
少々buildに時間がかかるが、問題なく生成。
再起動後、Wi-Fiを認識するようになった。
残念なことに、2.4GHz/5GHzを同一のSSIDで設定しているためか、2.4GHzでリンクしている。
念の為、速度を計測してみたが、20Mbps〜30Mbpsと速くはないが、問題ないレベルで接続できているようだ。
SSIDを分離すれば、テストはできるが運用が面倒なことになるし、テストのためだけにルータの設定を変えるのも面倒なので、まぁ良いかってことにしておく。
あとは、同一のSSIDで5GHz帯を指定して接続できれば、より使い勝手が良くなるのかも…。
今回入手した機材は
いざとなれば、有線から無線に変更して、自由に設置できるのが確認できたのでOK!
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