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3月, 2020の投稿を表示しています

メールサーバの移行

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 自前のメールサーバを停止 これまで、自ドメインのメールサーバはVPS上に構築していた。 ・Ubuntu Server ・Postfix ・Dovecot ・spamAssassinと、BlackListの利用 Spam対策を行ってきたし、サーバ上でメールをトリガーにして各種プログラムを動かしたりしてきた。 メールサーバのメンテナンスは結構面倒くさくて、  ・Disk容量のチェック  ・不正アクセスのチェック  ・各種セキュリティパッチの適用 など、手間がかかる。 そこで、外部のサーバを利用することに…。 結構安くて使い勝手の良さそうなのが、「さくらのメールボックス」 3年契約で、3070円とな…。  メールアドレスは自分のだけなので、20GBまで利用可能!  (Gmailより大きいねぇ) ということで、早速契約。 アカウント設定を行って、既存のDNSを書き換える。WHOISも書き換えて完了。 SMTPとIMAPが利用できればOK。 ちょうど、GoogleがSPF設定していないと受信しないし、DKIMおよびDMARCに対応していないメールを弾くようになったので、対応しているのを確認。 さくらサーバ自体は、これまでお客さんのサーバとして何件も利用しているので、利用方法も難しくはない。  Webメールにも対応しているので、いざという場合にもありがたい。 ということで、各メールソフトの設定を変更。  PC(常時使用する3台)とタブレット、スマートフォンと台数は多いがそれ程手間はかからない。 問題は、旧サーバで送受信したメールの履歴だけれど、これはThunderbrdを使ってローカルに保存することで回避。  本当は、サーバtoサーバでMailboxに残そうとも考えたんだけど、古いメールはそれ程必要ないし、ローカルにバックアップしてあれば凌げるので、良しとする。 移行時にDNSの反映で若干時間がかかったものの、問題なく送受信できるのを確認して、作業完了。  これでメンテナンスの手間が減るので、安いもんです。

Folding@homeに参加

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SETI@homeを思い出した かれこれ20年ほど前だろうか…。 分散ネットワーク(各PCのCPUを少しずつ利用して巨大な計算を行なう)プロジェクトがあった。調べたら今も稼働しているらしいが。 当時、ネットワークが普及し始め、各自が使用しているマシンのアイドル時間を利用して、電波望遠鏡のデータを解析して、宇宙からのメッセージ(知的生命体)を見つけようというのが始まりだった。 ボランティアベースで、自分のマシンのCPUパワーを提供してごちゃごちゃ…。 結構、ランキング(要はどれだけのブロックを計算したかの順位)が上がるのだ楽しくて、空いているマシンに次々プログラムをぶち込んだ記憶が有る。 Folding@homeとは これも、ボランティアベースで、各自のマシンの余剰能力を提供して、役にたてようという同じ考えのもの。 今は、コロナウイルスの治療に向けた解析を行なっている。 すでに、相当数の参加があって少し前のニュースでは、1E(エクサ)FLOPSを叩き出しているらしい。 (世界のスーパーコンピュータの上位100台の合算を上回る性能といえば分かるかな?) 新型コロナ解析で分散処理プロジェクト「Folding@home」が1EFLOPS超え  さて、今回は自分のマシンも2台ほど参加させることにした。 1台はこれまでメインとして使用してきた、core-i5のubuntu。 もう1台は、現在のメインマシンのRyzen5のubuntu。 インストールは簡単で、プロジェクトサイトから自分の環境に合ったクライアントプログラムをダウンロードするだけ。 https://foldingathome.org/start-folding/ Linux版だと3つに別れている。Windows版だと1つのよう…。 fahclient_7.5.1_amd64.deb fahcontrol_7.5.1-1_all.deb fahviewer_7.5.1_amd64.deb 実行するだけなら、最初のclientだけでOK。 インストールすると、名前やTeam番号など聞いてくるが、デフォルトのままでもOK。 一応、名前だけ登録しておいた。 実行開始すると、サイトから各自の計算ブロックをもらい、Idling

Virtualboxとnvidiaドライバ

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Virtualboxが起動しない… 前回はニューマシンに、Virtualboxをダウンロード&インストールまでは 無事に終了した ところまで。 今回は、その続きから。 インストールしたVirtualboxに仮想マシンのイメージを持ってくる。 これまで使用していたマシンから、Windows10のイメージを移動。 若干メモリを増やし(4GBに設定)実行してみる。 エラーで起動しない…。 ログを見てみると Mar 13 00:09:06 u1804r5 vboxdrv.sh[970]: Invalid password Mar 13 00:09:06 u1804r5 vboxdrv.sh[970]: The Secure Boot key you've entered is not valid. The password used must be Mar 13 00:09:06 u1804r5 vboxdrv.sh[970]: between 8 and 16 characters. Mar 13 00:09:06 u1804r5 vboxdrv.sh[970]: Enter a password for Secure Boot. It will be asked again after a reboot. Mar 13 00:09:06 u1804r5 vboxdrv.sh[970]: Enter the same password again to verify you have typed it correctly. なんてのが、延々と出ている。 まてよ? 記憶では、Secure BootをOffにしろと聞いた経験がある。 そういえば、MotherBoardの設定でも、OSのインストール時にもパスワードを聞いてきていた。 当然、Virtualboxもインストール時に聞いてきたので、パスワードを入力していたのでOKだと思いこんでいた。 再度、BIOSの設定を開いて、Secure BootをDisableに変更。 # /sbin/vboxconfig 今度は、さっくりと終了。 これだけで、無事に起動した。 「セキュアブートはOFFにしろ!

MEGAにも弱点があった?

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クラウドストレージMEGAを愛用中 DropboxもOneDriveもGoogleDriveも全部使っていますが、最近はMEGA( https://mega.nz/ )がお気に入りです。 Dropboxは手軽で便利なんだけど、初期容量が2GBと少ない。 もちろん、あれやこれや工夫して14GBまで無料枠を増やしているけど、不足気味。 OneDriveは、Office365をサブスクで使っているので、容量は1TBと多いけど、Linuxで使うには少々面倒。WindowsOSなら使い勝手が良さそうなんだけどね。 同様に、GoogleDriveも15GBとやや少な目。 で、MEGAです。無料枠は50GBです。 しかも、デスクトップの常駐同期アプリがGNOME版もあるので、通常使いにはとても便利…。起動しておけば、勝手に同期してくれるし…。 もちろん、Webインターフェイスもあるので、同期していなくても使用可能。 ところが… 今回、Ryzenマシンを調達し、さくっとUbuntu入れて、MEGA入れて同期開始。 作業を行っている間に、同期終わるやろうと思って、休憩がてら確認してみる。なんと! 止まっている!! 無料転送容量制限を超過したので、しばらくウェイティングタイムだよ!って…。 どうやら、6時間で7.5GB転送すると、待て!がかかるらしい。 4時間後に再度、転送開始するよと出ていた。 上のスクリーンショットは、残り時間あと2時間40分と表示されている。 そんな制限、いままでかかったことなかったので気づかなかったよ。 ローカルマシンに同じデータが有るので、LAN経由でコピーしておけばよかった(笑) 偶然回避策を見つけた そのまま放置しておけば、そのうち終わっただろうけど、さっさと終わらせたいなと思い、LAN経由でコピーをし始めた。 ただ、MEGAの常駐アプリとコンフリクト起こすと嫌なので、一旦終了。 大きなサイズのものをコピー。 再度MEGAの常駐開始。 すると、転送制限は無かったかのように同期し始めた(笑) まあ、そういう仕様なのか、チェックが甘いのか…。 クラウド側でこの後、判定がかかるのかもしれないけれど、とりあえず順調に同期して完了した。

Barrierでマシン2台の運用

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旧メインマシン併用で狭い… Ryzenマシンを置いたら、作業机が足りない(狭い) 無駄にキーボードが大きいし、左のマシンのマウスが邪魔だし…。 ということで、KVMスイッチャを使おうかと思ったものの、また電源を用意したり設置場所を考えると面倒なので、ソフトウェアで対応することにした。 さて、Linux用のマウス共有ソフトを探すと「 barrier 」が良さそう。 昔、テストしたことの有る「Synergy」からフォークしたOSS。 ちなみに、Linuxだけでなく、MacOSやWindowsでも併用できるような感じ。 早速、両方のマシンに入れてテストする。 # add-apt-repository ppa:alexlarsson/flatpak # apt install flatpak gnome-software-plugin-flatpak $ flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo この3つの実行でインストールは完了。 まずは新しいマシンをサーバに設定。 ただ、SSLをDisableにしないと接続がうまく行かなかった。 でもって、クライアントの配置を決定する。 要はマウスがWindowのどの部分で接続するか…という設定。 旧マシン(u1804)を左側に置いたので、そのように設定する。 あとは、クライアント側(旧マシン)側で起動して、Clientに設定。 サーバのIPを設定して完了。 おかげで、机の上が広く使えるようになった。 左のマシンのマウスとキーボードは、ディスプレイの後ろに立てて収納(万一、直接触る場合も有るだろうし…) マウスカーソルを左端まで持っていくと、すぐ左側のマシンがアクティブになる。 キーボードの入力も、そちらのアクティブウィンドウに対応する。 1台のマシンでマルチディスプレイしているくらいの使い勝手。 実際には2台のマシンを行き来しているんだけど…。 超便利です。 今回はスプリングアームで、ディスプレイを持ち上げて

Ryzen5 3600のニューマシン

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新しいマシンを調達 久々に、新規でマシンを用意した。 これまで使用していたCorei5のマシンは、メモリが最大で8GBしか積めないため、仮想マシンを起動するとメモリ不足で超遅くなったりして、少々不便をしていた。 そこで、コアの多いRyzen5で組むことにした。 スペックは以下の通り Ryzen5 3600 6コア12スレッド DDR4 32GBメモリ NVMe SSD(M.2 Read3200MBps/Write 2000MBps) GeForce GTX1650 4GB これに、ViewSonicの27インチDisplay(2560x1440)をセット。 これで、20万円以下なんだから、驚く…。 用途 一応、GeForceはつけてあるけど、これあcuda用(時間があれば…) 主に、開発用のマシンなので、CPUとメモリ、ディスクさえ早ければ文句なし。 昨日到着したが、開発作業に追われて設定が進まない…。 作業しながら、横でインストールと設定を行う。 しかし、Ryzenのせいか、思うように進まないところもあって苦戦中。 nvidiaのドライバがどうしても有効にならない。 まあ、これは急がないので、表示できれば良しとしよう。 仮想マシンが正常にインストールできない これは、問題なので、現在対策中。 仮想マシンインストール時ののエラー # apt install virtualbox パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています                 状態情報を読み取っています... 完了 以下の追加パッケージがインストールされます:   libgsoap-2.8.60 libqt5opengl5 libqt5printsupport5 libqt5x11extras5 libsdl1.2debian libvncserver1 virtualbox-dkms virtualbox-qt 提案パッケージ:   vde2 virtualbox-guest-additions-iso 以下のパッケージが新たにインストールされます:   libgsoap-2.