ChromeOS軽いですね…
廉価なマシンだと、それなりにサクサク動くけれど、一瞬もたつくと言うか、引っかかる感じがする。
これが、ハイスペックなマシンで動かすと、本当に気持ちよく動作する。(まあ、これはChromeOSに限ったことではないですけど…)
起動とか、更新後の再起動とかも、本当にあっという間に完了するわけです。
さて、Chromeブラウザのバージョンも100を超えて、時の流れを感じています。
ブラウザの更新が出たということでChromeOSも同様にバージョン100を超えました。
当然、更新を行ない様子を見るわけです。
Linuxアプリの表示がおかしい
ChromeOS側のアプリなどは問題なく動いています。
Androidアプリもざっと動かした感じでは問題なく動いている感じ。
Linux上のアプリがおかしいことに気づいた!
フルスクリーンで使用するBraveブラウザを利用しているときは全く気づかなくて、Slackを使っていて、DBever上からDBのデータを確認しようとして最大化を解除したら…。
真っ黒な表示になってしまい、元に戻らなくなった。
Slackも一度、最大化を解除してウインドウサイズをResizeすると、同様な症状…。
BraveもThunderbirdも、vscodeも…全滅。
マウスカーソルを黒いウインドウ上で動かすと、ポインタのアイコンが場所によって変わるので、描画はされている感じ。
端末から起動して、エラーが表示されないか確認したが、どれも正常に動いている感じ。
一旦、終了して、再度アプリケーションを起動した場合、表示されるもののやはりリサイズすると真っ黒になる。
念の為、フィードバックをGoogleに送っておく。
改善方法を探る
とはいえ、このままではLinux上のアプリがほぼ使えない状況なので、何とかしたい。
真っ先に浮かんだのは、Linuxの入れ直し。
しかし、これだけ設定を追加して、アプリも入れたので消すのはちょっと…
バックアップ取ってあるので、書き戻してもよいが、正常に動く保証はない。
色々と探ってみると
ChromeOS上のデフォルトLinuxは、Debian10なんだけど、どうやら最近のOSアップデートに伴ってDebian11が使えるようになっているような書き込みがチラホラ…。
中のDebianをdist-upgradeしようかと思って、もう少し調査。
ふと、ChromeOSの更新チャンネルをベータにしてみればと…
そうすれば、Linuxのバージョンも変わるらしい。
まずは、チャンネルを変更。
これで、β版であるバージョンにアップした。
すると、Linuxの更新ができるがするか?と表示されたので、当然更新を実施。
・バックアップに約30分
・更新に約30分
合計1時間ほどかけて、Linux自体の更新を完了。
(これはDebianを使用しているので、思い切って実施できる技で…)
早速、端末から確認
$ cat /etc/debian_version
これで、debian11になっているのを確認完了。
正常に動作するようになった
そこで、Linux上に入れたGUIアプリを起動し、動作検証。
・slack
・vscode
・Brave Browser
・Wireshark
・DBeaver
・Thunderbird
どれも、正常に動くのを確認。
これで、ソファで休んでいるときに、メインマシンまで移動しなくても、サクッと確認や簡単な作業ができる。
復旧してよかった…。
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