10万円の価値がある
個人事業主なので、青色申告を行なっているが、今年の分からe-taxを使用しない場合、控除額が65万円→55万円と減っている。
e-taxを使用して申請すれば控除額は65万円のままだ。
という情報を昨年知っていたので、少しずつ準備をしてきた。
この2つが必須だ。カードリーダーがない場合は税務署に行って、データを入力、パスワード方式を使うこともできるとのこと。
マイナンバーカードについては、時間がかかるものの申請→取得まで2ヶ月くらいで完了する。
役所に行って、パスワードを入力。カードに書き込んだらその場で受け取れた。
今年の春から、保険証になるとのことなので、取得しておくしかない。
さて、カードリーダーは、色々と上手くいかないらしい。
- カードリーダーを認識しない
- マイナンバーカードを認識しない
- 正常に読み取れない
などなど…。まぁパスワードを忘れたというのは、問題外ですね。
自分の環境詳細
ただでさえ、上手くいかないという情報、上手くいったという情報など玉石混合なのでやってみるしかない。
まずPC環境だが
- Ryzen5 搭載のデスクトップ
- Ubuntu20.04で運用
- 仮想マシン(virtualbox)でWindows10 pro
- 青色申告用には「やよいの青色申告」をwindows上で使用
カードリーダーは、試しなので動けばOKということで、安くて動作しそうなものを入手。
価格は、1400円以下。現在は少し上がっていて1800円前後らしい。
【gemalto IDBridge CT30】https://amzn.to/3cdomCY
【対応OS】
Windows 7/Windows Vista/Windows XP/Windows 2000/Windows Server 2003/2008 R2/Mac OS X Panther/Tiger/Leopard/SnowLeopard/Linux & UNIX/Solaris 10
ということなので、信じて買ってみた。
実際の申請
もろもろ1年間の、仕入・売上、経費などの入力が完了し、確定申告用の書類(青色申告決算書と所得税確定申告書B)が完成したら申請となる。
どうしても上手くいかない場合は、税務署に出向いてパスワード方式で申請すればなんとかなると信じて作業開始。
Ubuntuに上記のUSBカードリーダーを差し込む。
dmsgを見ると無事認識しているっぽい。
VirtualboxのUSBでWindowsに認識させる。
Gemalto USB SmartCard ReaderをONにする。
少し待つと、Windows10で認識してくれた。ホッ!
さて、マイナンバーカードを挿して…。
この後が面倒だった。
やよいの青色申告から、e-taxで送信を選べばすぐ完了すると思っていたら、国税庁のe-taxから、事前申請が必要で「利用者識別番号」を取得する必要が有った。
そのためには、カードリーダー用のブラウザ拡張機能を登録する必要がある。
Chromeに対応してくれているのはありがたい。
(一瞬、IE専用かと思っただけに嬉しい〜。まともな対応になっている)
あとは、必要な情報を入力し、利用者識別番号を取得。
その後、やよいの青色申告から再度e-tax申請を選択すれば、無事に申請完了した。
これだけでいいの?ってくらい簡単だった。
これで、混雑している税務署に書類を持っていく必要も、処理待ちで並ぶこともない。
コロナの影響で1ヶ月申請期限が延びているので、混雑していないのかもしれないけれど…。
家で申請が完了するのはありがたい。
今回の出費は、1352円。
これで10万円の控除を追加できたのは大きい!
あとは、申請内容に問題がなければOKということですね。
Linuxで申請する人は、仮想マシンが利用できれば何とかなります!
このカードリーダー安くてまじお勧めです。
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