Apple silicon 上でntfs formatドライブへの書き込み

 MacでのNTFSは読み込みのみ? 昔使用していたiMacでは、NTFSの読み込みに、ntfs-3g+Mountyを利用していたのだが、現在のsequoiaでは動作しないらしい。 M1 MBPを使用していたときは、そもそもNTFSのディスク(USBやSSD)を使用した記憶がなかったので、気にしていなかった。 M4 MBPに変えてからNTFSのSSDを利用しようとしたら、読み込めるものの書き込みができない…泣 ググっても、NTFS対応した製品を買って動作させたという記事ばかり。 iBoysoft NTFS for Mac EaseUS NTFS for Mac Tuxera NTFS for Mac などなど 欲しいのは、そうじゃないんだ…。 製品であれば動くだろうけど、Macのアップグレードで動かなくなったり、買い直しするのもバカバカしいし…。 でもきっと方法はあるはず…。 そこで試行錯誤し、なんとか動作させることができたので、記録しておく。 必要なのはmacFuseとntfs-3g-macです。 それぞれ、brewでinstallしておいてください。 この辺りが参考になるはずです。 https://zenn.dev/at_yasu/articles/how-to-use-ntfs-at-mac でもって、スクリプトを作成したので、ntfs_mount.shとでも名前をつけて保存し、実行できるようにパーミッションを変更します。(最後に記載)  僕は、scriptとかbinフォルダをホームに作成してそこに置くことにしています。 (もちろんPATHも通してください) % chmod +x ~/bin/ntfs_mount.sh 一旦、NTFSでフォーマットされたSSDなどを差し込みます。 もちろん、読み込みは可能ですが、書き込みができません。 そこで、スクリプトを実行します。 % sudo ntfs_mount.sh Successfully mounted /dev/disk6s1 to /Volumes/ntfs. のように出力すればOK完了。 これで、NTFSのディスクに読み書きが可能になります。 現時点での問題点 複数のNTFSディスクを使用することが自分はないので、考慮していません。 最初に見つけたntfsディスクを読み書き可能に再設定します。  m...

apacheでSSL利用時の再起動

SSLを利用している場合

自前でサーバを立てて、SSLの認証取って、利用できるようにしている。
標準的な設定方法に従って作業すれば、設定は難しくない。
例えば、以下のような方法で簡単に設定できる。
(読んで分からない人には、簡単ではないと思うけど・・・)
https://jp.globalsign.com/support/server/03.html
ところが、この方法だと、apacheを再起動する際に、 秘密鍵のパスフレーズを要求される。(上記サイトにもうっすら書いてあるww)

まあ、起動しっぱなしで運用することがほとんどだとは思うけれど、パスフレーズを忘れると、起動できなくなる。

また、スクリプトを通して、再起動やらが実行できない。
コンソールで作業しても、パスフレーズを入力する時間(5秒程度だとは思うけれど)は、apacheが完全に停止した状態になってしまう。

ということで、SSLを有効にしたまま、再起動を自動で行いたい。

設定していない場合

環境はcentOS6.5+apache2です。
例えば、再起動を行うとこんなようなメッセージが表示され、パスフレーズの入力を促されます。
正しく入力すれば、無事起動。

# service httpd restart
httpd を停止中:                                            [  OK  ]
httpd を起動中: Apache/2.2.15 mod_ssl/2.2.15 (Pass Phrase Dialog)
Some of your private key files are encrypted for security reasons.
In order to read them you have to provide the pass phrases.

Server myservername:443 (RSA)
Enter pass phrase:

OK: Pass Phrase Dialog successful.
                                                           [  OK  ]

これで問題ないという人には、関係ない話です・・・。

設定してみる

情報を探してみると、いろいろやり方はあるみたいだけれど、安全で比較的わかりやすい方法を採用する。

なんて、バッチリの内容がありました。

すでにインストール&稼働状態まできているので、4.の「Apache起動/再起動時のパスフレーズの入力について」から設定。
# cd /etc/key-fileの置いてある場所
# openssl rsa < server.key > server.key.new
Enter PEM pass phrase: パスフレーズを入力
# mv server.key server.key.org
# mv server.key.new server.key
基本的には、パスフレーズをサーバキーに埋め込んでおいて、利用する方法です。
置いてある場所がわからないなら、ssl.confを探せばOK
SSLCertificateKeyFile に書いてあるはずです。

続いて、/etc/init.d/httpdを編集。
start() {
        echo -n $"Starting $prog: "
        LANG=$HTTPD_LANG daemon --pidfile=${pidfile} $httpd -DSSL $OPTIONS
        RETVAL=$?
        echo
        [ $RETVAL = 0 ] && touch ${lockfile}
        return $RETVAL
}

start()ルーチン内の、起動処理にオプションを追加すれば良いらしいので、追加しておく。

正しく書いてあれば、失敗しないとは思うけれど、必要なら文法チェックしておく。

ここまで来たら、再起動。

# service httpd restart
httpd を停止中:                                            [  OK  ]
httpd を起動中:                                            [  OK  ]

あぁ、なんて素敵なんでしょうww

これで、気持ち良く再起動が実行できます。
問題は、パスフレーズを入力しなくなるので、忘れる危険性があるということです。
ドキュメントを作成して、残しておく必要がありますな。

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