モバイル通信ができない
予備のNexus7でテザリングすれば、一応ノートPCもiphoneも利用できるけれど、充電に時間がかかりすぎるのと、持って歩くには大きすぎる。
そこで、急遽衝動的に入手したLG Optimus it L-05Eの環境設定を始めた。
まずはSIMを差し込み、Wi-Fiを掴んで、じゃかじゃかと同期を取る。
一通り、使える環境になったので、動作テスト。
電話の発着信は問題ない。
Wi-Fiを切り、LTEで接続する。
アンテナは立っているが、データが来ない?
APNの設定をしていなかった。
ところが、デフォルトのAPNはあるものの、追加するためのメニューがない(汗)。
マニュアル(PDF)と、ググることで解決。
該当画面でメニューをタップすると、「追加」が表示されるという変則的な…。
http://www.bmobile.ne.jp/devices/setting_l05e.html
ここで、MVNOのAPNを設定。
今は、dmmを使用しているので、vmobile.jpと設定。
これで、LTEでの通信はできるようになった。
テザリングできない
今度は、テザリングをと思い、ONにする。
テザリングマークは表示され、他のデバイスからは接続できるのに、データが流ない(汗)。
どうやら、テザリングをONにするとDocomoの設定で繋ぎに行くようになっているらしく、Docomo系の端末に、Docomo系のMVNOのSIMを使う時にのみ、テザリングができなくなるらしいです。
これがau端末をSIMフリー化して、Docomo系SIMを使うとか、Docomo系端末をSIMフリー化して、au系SIMを使う場合は、何も問題なくテザリングができるとの報告が…。
ちなみに、dmmの動作確認端末一覧を検索すると、
あらら、テザリングが「✕」になっているではないか…。
これでは、目的が達成できない。
交換しに行くか?
今なら返品も可能だし、使える機種に変える手もある。
この時、root化すればなんとかなるんじゃ?と情報を探してみる。
すると、先ほどのテザリングONにした時の挙動を書き換えるという手法が見つかった。
root化するか…。面倒だな…。
テザリング可能に
2015/10/23の記事だし、これはタイムリーな…。
よく読むと、adb shellでコマンド叩くだけでOKらしい。
そこで、本家情報を漁ると
adb shell
settings put global tether_dun_required 0
これだけらしい。
早速、L-05Eで開発者向けオプションを有効にする。
・設定→端末情報→ソフトウェア情報→ビルド番号を7回タップ。
これで、開発者向けオプションが出現する。
続いて、このメニューから、USBデバッグをONにする。
あとは、L-05Eを認識しているのを確認して、端末から操作すればOKだ。
この時、adbコマンドが利用できる状態(開発環境が入っていること)が、必須なので、初めての人は少し敷居が高いかもしれない。
まあ、ADKをインストールしてやれば、勝手に入るので大丈夫だとは思うけど…。
Windowsな人は、「
メーカー毎のADB/USBドライバー配布リンク先」などを参考に、ドライバを入れる必要があるかもしれない。
性能は?
念のため、接続速度を測定してみる。
L-05E単体では、上:16.5Mbps 下:7.7Mbps
iphone5s(テザリング)だと、上:11.5Mbps 下:7.1Mbps
なので、まあ困ることは無さそう。
そうそう、L-05Eは802.11aにも対応しているので、Wi-Fiは結構早いです。
上:71.7Mbps 下:67.1Mbps程度なので、気持ちいいですけどね…。
返品もせず、root化もせず、お安く代替機が利用可能になりました〜。
よかったよかった。
コメント
コメントを投稿
励みになりますので、簡単で良いので一言くださいませ。