コンソールもいいけれど…
もちろん、ネットワーク越しに使うので、コンソールでmysqlコマンドや、mysqldumpなどは普通に使っていますが…。
ちょこっとデータを修正したり、複数のテーブルを見比べたりするのに、CUIでは不便なこともあるので、phpMyAdminを入れることが多い。
もちろん、今時はパッケージマネージャが装備されているので、インストールは簡単。
ubuntuなら apt-get install phpmyadmin でサクッと入るし、CentOSなら yum で同様にインストールは完了する。
ところが、このインストールだけでは、phpmyadminの設定情報を記録してくれない。
最近、使用頻度も上がっているのに、他の作業しているとタイムアウトを起こして、再度ログイン画面に戻ってしまう。これは面倒。
そこで、有効期間を1440秒から→14400秒に変えておいたりする。
『環境設定は、現在のセッションでのみ有効です。この設定を永続的に有効にするには、phpMyAdmin 環境保管領域が必要です。』とエラーが表示され、セッションが切れると元に戻ってしまう。
そこに書かれているリンクを踏んでも、あまり親切には書かれていないのだ…。
まずはtableを用意
一応、ドキュメント見ながら作業をする。
「create_tables.sql」を使えってことなので、探してみる。
# find / -name create_table.sql
/usr/share/doc/phpMyAdmin-x.x.x.x/examples/create_tables.sql
に有った。(ちなみにCentOSの場合の結果)
なので、こいつを食わせればOK。XAMPとかならディレクトリさえ分かれば、phpMyAdminからインポートもできるだろうけど、リモートではそんな訳には行かない。
なので、mysqlコマンドから実行。
$ mysql -u root -p
> source /usr/share/doc/phpMyAdmin-x.x.x.x/examples/create_tables.sql
これでOKかというと、まだ不足で、/etc/phpMyAdmin/config.inc.phpを書き換えろという。
#vi /etc/phpMyAdmin/config.inc.php
$cfg['Servers'][$i]['pmadb'] = 'phpmyadmin'; // Database used for Relation, Bookmark and PDF Features
// (see scripts/create_tables.sql)
// - leave blank for no support
// DEFAULT: 'phpmyadmin'
$cfg['Servers'][$i]['bookmarktable'] = 'pma_bookmark'; // Bookmark table
// - leave blank for no bookmark support
// DEFAULT: 'pma_bookmark'
$cfg['Servers'][$i]['relation'] = 'pma_relation'; // table to describe the relation between links (see doc)
// - leave blank for no relation-links support
// DEFAULT: 'pma_relation'
$cfg['Servers'][$i]['table_info'] = 'pma_table_info'; // table to describe the display fields
// - leave blank for no display fields support
// DEFAULT: 'pma_table_info'
$cfg['Servers'][$i]['table_coords'] = 'pma_table_coords'; // table to describe the tables position for the PDF schema
// - leave blank for no PDF schema support
// DEFAULT: 'pma_table_coords'
$cfg['Servers'][$i]['pdf_pages'] = 'pma_pdf_pages'; // table to describe pages of relationpdf
// - leave blank if you don't want to use this
// DEFAULT: 'pma_pdf_pages'
$cfg['Servers'][$i]['column_info'] = 'pma_column_info'; // table to store column information
// - leave blank for no column comments/mime types
// DEFAULT: 'pma_column_info'
$cfg['Servers'][$i]['history'] = 'pma_history'; // table to store SQL history
// - leave blank for no SQL query history
// DEFAULT: 'pma_history'
すると、丁寧にコメントに書かれているので、右のコメント見ながら上記の項目のパラメータを設定する。
書き換えたら、読み込ませないといけないので、phpMyAdminをログアウトして、再度入り直す。
これで、phpmyadminの設定をmysql上に記録してくれる。
ところが・・・
14400秒(4時間ですね。初期値が1440秒:24分)に設定してみたところ、phpMyAdminの設定より、phpの設定の方が短いから、設定値よりも早く切れますと言ってくる。(今度は画面下に…)
session.gc_maxlifetime の値が小さいというので、該当箇所を書き換える。
# vi /etc/php.ini
上記のパラメータを検索すれば、当然1箇所しか無いので楽勝です。
初期値は、7200秒になっていましたので、14400に書き換えてOK。
あとは、php.iniの変更を読み込ませて完了。
念のためphpMyAdminで設定しても、今度は何も文句を言ってこないです。
これで、途中で割り込まれて他の作業をしていても、ログインしなおしということにはならないはずです。
こういった事ができないと、不便が続くだけで、面倒ですわね。
忘れるといけないので、メモしておきます。
こういった作業って、サーバ管理できない人は、やっぱり我慢するんだろうか…。
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