chromebookにruby3.0
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chromebookをサブ開発マシンに
と思っているので、clang,python3,juliaにvscodeから利用できるように設定してきた。
さて、12月末にruby3.0が正式リリースされたので、テストしたいなぁと思っていた。
ところが、aptを使って入れるとruby2.5と随分古め…。
探してみても、chromebook用のサードパーティリポジトリなんてないし…。まあ、他の作業しながらビルドしてみるかと思って構築してみた。
基本的には rbenvを使用することに。
https://github.com/rbenv/rbenv
が、rbenvの配布元なので、ここのReadme.mdを参考に進める。
まずは、そのままクローンする。
$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
あとは、ドキュメントに従ってPATHを通す。
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ ~/.rbenv/bin/rbenv init
初期化しろというので、実行しておく。
他のサイトでは、.bashrcに書いている場合もあったので、念の為入れておく。
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
この時点で、.bashrcを読み込み直しておく。
$ source ~/.bashrc
ruby-buildというpluginが必要なので、入れる。
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/plugins/ruby-build/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
再度、.bashrcを読み直す。
ここで、利用可能なバージョンをチェックすると
$ rbenv install --list
2.5.8
2.6.6
2.7.2
3.0.0
jruby-9.2.14.0
mruby-2.1.2
rbx-5.0
truffleruby-20.3.0
truffleruby+graalvm-20.3.0
どうやら3.0が利用可能になっている。目的は達成できそうだ。
早速、バージョン指定で入れてみる。
$ rbenv install -v 3.0.0
順調に動き始める。このまま完了するかと思ったら、ライブラリが不足していると言われた。足りないと表示されたライブラリを突っ込む。
$ sudo apt install libssl-dev
$ rbenv install -v 3.0.0
再度、実行し直すと結構な時間かかってbuildが無事完了した。
rbenvでは、複数の異なるバージョンを管理できる。そこで、今回入れたruby3を標準で使用するように指定しておく。
$ rbenv global 3.0.0
さて、これで実際に動かせる用意は完了した。バージョン表示させると無事に表示された。
あとは、JITが正しく動作するのか、2系に比べ3倍の速度を目指したというだけのことがあるのか検証していこうと思う。
chromebookでも、若干時間がかかるが、問題なくbuildやインストールができるので、結構安定して作業ができそうな感じ。
ちょっと楽しくなってきた。
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