前回、chromebook(Lenovo Ideapad s330)を入手して遊び始めたと報告したのですが、その後快適に使用するために行なった作業で、気をつけるべき点をまとめておこうと…。
Chromebook のパフォーマンス設定
遅めのマシンなので、快適になる方法を試してみたところ、ハマった。
chromebookを利用している人たちのブログなどを確認すると、以下の設定でパフォーマンスが向上するという記事を幾つか見たので、試すことに。
Chromebook のパフォーマンス設定を変更する
一応、本家Googleの出している文書なので、安心感はあるけれども…。
設定自体は簡単。
- Chromeブラウザのアドレス欄に「chrome://flags#scheduler-configuration」と入力し、設定画面を開く。
- 「Scheduler Configuration」欄を「Hyper-Threadingを使用する 」という設定に
- 再起動を求められるので、「Restart」を選択
これで、Hyper-Threadingが有効になるらしい。
デフォルトでは、無効になっているとのこと。
で、再起動後、動作を確認するものの、特段早くなった感じはしない。
もちろん、多数のアプリを動作させたり、タブをたくさん開くと少しは変わっているのかもしれないが…。
それよりも、動作しなくなった機能が発生。
仮想Linuxが起動しない。
Terminalを開こうとするが、起動中のアイコンに変わるものの、起動せずそのまま…。
他のLinux系のアプリも一切起動しない。
仕方なく、先程のHyper-ThreadingをOFFに戻し再起動。
ところが、Terminalは起動しないまま…。
この辺りがBetaたる所以でしょうか。
仕方なく、仮想イメージを削除し、再インストールし設定し直すことに。
本当はバックアップを取って、復元で戻るかもしれないのだけれど、バックアップを取っていなかったというミス。
terminalは起動しないので
- chrome上で、Ctrl+Alt+Tでcroshを起動する。
- vmc list
を実行すると、terminaが存在しているのが分かる。でもサイズがおかしい… - vmc stop termina
を叩くが、何も変わらず(勝手に再起動するらしい) - vmc destroy termina
で、仮想Linuxを破棄する。 - Linux機能を無効→有効を行ない、再インストール
という流れで、初期状態にまで復旧させることができた。
面倒だけど、ssh関係のファイルを書き戻し、各種設定を行なって完了。
まあ、一度行なっているので、それ程手間は掛からないけれど…
動作するようになったので、念の為バックアップを作成。
およそ、600MB程度書き出してくれた。
たったこれだけで動作してくれるんだからありがたいものですね。
参考にしたサイト
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