Evernoteは数あるCloudサービスの中でも老舗で、僕もかなり昔から使っている。
いろんなCloudを使っていて、基本的なPC用のファイルに関しては、Dropbox。
外で入力が必要になるようなケースがある場合は、Google drive。
そして、アイデアをまとめたり、名刺や買った本の管理などはEvernoteという使い分けをしている。
最近はOne Drive(旧Sky Drive)の使い方をどうしようかなぁなどと考えていたり、Macとの連携をする時(NumbersやPages)はiCloudを使ってみたり、メールの添付はBoxを使ったりと、試しにいろいろ行っている。
Ubuntuに入るか?
最近は、メモリ追加&SSD換装したノートをメインに使うことが増えたので、こいつでもEvernoteのデータを確認したいと思うようになった。
たまならリモートで母艦のiMacにVNCで接続して、操作という手もあるんだけど、データのコピーなんかは少々不便だったりするので、手元で扱いたいなぁと…。
Evernoteクローンはいくつかあるし、以前にも使ったことはある。
でも、使い勝手は少々悪かったり、不安定だったりとあまり良い印象がない。
そこで、本家を使ってみることにした。
「
UbuntuでEvernoteをインストール(Wine)」というちょっと古めのブログでは、.NET非対応の古めを使えば動くと書いてある。
やってみるかと、Evernoteのサイトへ行ってみると、Windows版は、「Evernote_5.4.1.3962.exe」がカレントバージョン。古めのは「Evernote_4.6.7.8409.exe」しか置いていない。
そうりゃそうだよね。ブログの記事は2010年12月だからなぁ…。
ということで、まずは新しい方から試してみる。
$ wine Evernote_5.4.1.3962.exe
インストーラが起動。
そのままOKで進めていくと、問題なく起動した。
そういえば、以前いろいろなテストをする上で、wintricksを使って.NET関連やDLLなどもいくつか入れていたのを思い出した。
結構動くもんだな。
アカウントの設定をしたら、問題なく同期を始めてくれた。
しばらく待つと、すべてのデータを見ることができた。
起動はランチャーからできないので、起動用のスクリプト ever.sh を書いておく。
#!/bin/bash
cd /home/username/.wine/drive_c/Program\ Files/Evernote/Evernote/
wine Evernote.exe
でもって、実行権限を付加。
$ chmod +x ever.sh
これで作業完了。
実行時は、./ever.shのみでOK。
オプションでバックグラウンドでの同期をONにしておくと、最上部のメニューバー?に小さなアイコンが表示され同期している。
とりあえずは、これで問題なく動きそう。
しばらく様子を見ることに…。
よく見たら…
デスクトップにEvernote用のアイコンが生成されていた。
ということは、さっき作った起動用スクリプトは不要なわけで…。
まぁ、いいか。
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