SDカードは壊れます
USBメモリも壊れます…。
ということを皆さんは知らないのか、自分のは壊れないと思っているのか…。
忘れているのか…。
お客さんから急な連絡がありました。
カメラのSDカードが使えなくなったと…。
ELECOM製の32GBだというので、ELECOMに聞いてみると良いですよと、最初は返答。
すると2日ほどして、「3万円以上かかると言われたので躊躇している。一度チェックしてくれないか?」
いや、オイラがやったって、出来るかどうかわからんし…。
手間暇かけると、それくらいの費用になりますよと返答したけど、無理矢理メディアを渡され…。
仕方なく、持ち帰ってチェック。
確かに認識はしないが、fdiskで見ると、パーティションは認識している。
$ sudo fdisk -l
ディスク /dev/sdb: 29.45 GiB, 31609323520 バイト, 61736960 セクタ
Disk model: SD Card Reader
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスクラベルのタイプ: dos
ディスク識別子: 0x00000000
デバイス 起動 開始位置 最後から セクタ サイズ Id タイプ
/dev/sdb1 8192 61736959 61728768 29.4G c W95 FAT32 (LBA)
ということは、論理的に壊れたのか?
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sdb 8:16 1 29.4G 1 disk
└─sdb1 8:17 1 29.4G 1 part
OKっぽい感じ…。
これなら修復可能かも…。
Photorecを思い出すのに苦労した…
Linux用の修復ツールがなかなか思い出せず、なんだっけ?と思いつつ検索して分かった。
昔、HDDが壊れたときに使えないか試した記憶が…。
ここに綺麗にまとめてありました。ありがたや。
早速、インストール。
# apt install testdisk
# photorec /dev/sdb1
後は、CUIだけれど画面を見ながら指定していく。
基本的には、jpegだけだと思うけれど、念の為動画mov、mpegなどもチェックしておく。
ディスク全体を修復するよう指示して、書き込みフォルダを指定するだけだ。
Let's Go!
解析が始まり、修復が進んでいく。
途中で、修復された画像のEXIFをチェックしてみると、EOSの型番なども確認できる。
どうやらOKそうだ。
事前に3000枚以下だったと記憶していると聞いていた。
およその残り時間が表示される(トータルで約2時間程度)
他の仕事をしながら待っていると、無事に完了。
全部で2500枚程度だった。
あとは、これを別メディアに書き込んで完了。
って、DVDに焼いてくれと言われたので作業しているけど、こっちの方が時間かかってる感じ…。
なんだかなぁ。
昔HDD壊して泣いたので、以来バックアップはしっかり取っているし、メディアは壊れると思っているので、自分には使うことがないんだよね…。
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