WordPressって便利にはなってるよね
すでに最新バージョンは3.5に上がっていて、随分機能UPしたもんだ…。と感心しながらも、サイト構築を手軽に済ますためにお世話になっております。
さて、講義の都合上、各自にお手軽ではないインストールをさせる(といっても環境さえあれば5分もかからないんだけど)ために、事前にテストを行なっていたら、あんまり見たことのない画面に出会って手こずったので、まとめておこうと…。
条件
- 1台のサーバを共有しているので、ユーザ毎にインストールをする。
- MySQLはすでに、ユーザ毎のDBは作成済み。
- DBには、ユーザの作成と権限をある程度与えてある。
- まずは、wordpress本体のダウンロード。(日本語版)
- でもって、public_html以下に保存&解凍。
- wordpressというディレクトリに展開してくれるので、アクセスするときのディレクトリを変えたければ、この時点でrenameすればOKと…。
- パーミッションをapacheに書き込み権限を与えておく。
- ブラウザから、このディレクトリ(http://xxx.xx.xx.xx/~user/wordpress)をアクセスすれば、インストール画面に。
- 使用するDB名やらユーザ名、パスワードなど入れてやればOK。接頭辞はDBを共有する場合には変更が必要ですな。今回はwp_のままでOK。
これで、完了。
うまくいったように見えたが…。

管理者でログインしてやると、ダッシュボードが表示され、サンプルも存在する。テーマ関係も変更してみたが問題無さそう。
プラグインを確認。
AkismetとWP Multibyte Patchの更新があると言われたので、更新する。
おっと、FTPの接続画面が…。
このサーバはFTPが立ててなかったが、以前使った時、こんな画面を見た記憶が無い。
一応、vsftpdを入れて動作確認する。
すると、エラーが…。
「ディレクトリを作成できませんでした …/wp-content/upgrade」とな。
パーミッションを確認するが、問題はない…。謎だ。
一応、ググってみると、事例はいくつも上がっておりました。
どうやら、サイト用にインストールした場合と、ユーザでインストールした場合の所有者の違いが原因になっているっぽい。→http://www.teradas.net/archives/5026/
じゃあ、wordpressディレクトリをapacheの権限にすれば、動作はするんだけど、今回のユーザ毎のインストールという前提が崩れてしまう。まさか、全員にsudoを使わせるとか、こちらでchownするなんて訳にはいかない。
wp-config.phpを変更する方法が紹介されていたので、試してみる。
define('FTP_METHOD','direct');
これで接続設定を聞かれずに、更新も完了した。
まあ、今回はこの方法で、作業することにしよう。
レンタルサーバの簡単インストールといった機能も、こうやって見ると案外便利なものだなぁ…と改めて実感したので、感謝しとこう。
コメント
コメントを投稿
励みになりますので、簡単で良いので一言くださいませ。