ネームサーバが無くては話にならない
ということで、bindをインストール。
# apt-get install bind9
インストールは簡単だけど、設定は慎重に行う必要がある。
/etc/bind/ に設定ファイルがあるので、追加変更を行う。
/etc/bind/named.confに自分のドメインの設定を追加する。
include "/etc/bind/named.conf.options";
include "/etc/bind/named.conf.local";
include "/etc/bind/named.conf.default-zones";
include "/etc/bind/named.conf.mydomain"; ←追加
でもって、named.conf.mydomainにzoneを記述。
zone "xxx.jp" {
type master;
file "/etc/bind/db.xxx.jp";
allow-query{ any; };
allow-transfer {
210.172.129.81;
};
};
zone "196.7.157.in-addr.arpa" {
type master;
file "/etc/bind/db.196.7.157";
allow-query{any;};
};
xxx.jpは自分の取得したドメインを記述。fileは単なるファイル名なので、同じでなくてもいいのだけれど、あとで訳がわからなくなるので統一しておく。
セカンダリdnsはお名前.comのを利用する。
マニュアル(Q&A)によると、2nd.dnsv.jp(210.172.129.81)を使えということなので、transferの許可を与えておく。
あとは、db.xxx.jpと逆引き用のdb.196.7.157を書いてやればOK。
今回は、IPが1つだけだし、サーバも全部共用させるので、wwwもmailもnsも同じマシンを指すように設定。
再起動をかけて、ログを確認して終了。
# service bind9 restart
# less /var/log/syslog
変なエラーが出ていなければ、問題ない。
先にresolv.confでnameserverに127.0.0.1が設定してあるので、この時点で引けるようになっているはず。
$ dig www.xxx.jp
で、正しく解決できていればOK。 ついでにmail.xxx.jpとかIPでも確認しておく。
外から引けなくてハマった
とりあえず、自サーバ上で名前解決できるのを確認したものの、外部から引けるように設定するにはどうすれば…。
あれこれVPSのコントロールパネルなんかを確認するが、見つからない。
これは、お名前.com側のドメイン設定から設定する必要があった。
ここにたどり着くのに、時間がかかったわ。
利用するドメインのネームサーバを登録するのに、お名前.comのサービスではなく、「他のネームサーバーを利用」を選択し、自分のVPSサーバを設定する必要があった。
72時間程度かかる場合がある、と書かれているが、設定したら即引けるようになりました。
初めてインターネットに接続した頃は、確かに数時間かかったりしたこともあったので、覚悟していたけれど、そんな心配も必要無さそうですね〜。
自分の設定も、昔に比べれば理解してできるようになっているので、安心感も随分違いますね〜。
ネームサーバの切り替え方法を探すのに時間がかかっただけで、半日あればOKでした。
確認のためapache2を入れてみる
外から動作確認をしたり、自前のサイトを構築していく必要があるので、とりあえずwebサーバを入れておく。
# apt-get install apache2
これで、完了。
この時点で、apache2は動作しているし、おなじみのページが表示されるはずなので、確認。
インストール前は接続出来ませんでした。だったのが、インストール後はちゃんと表示されました。
当面は、コンテンツを用意するまで、このままで放置しておこうww
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