SSHは安心だけど
とりあえずVPSとの接続はsshしか手段がない。
Macからのssh接続だと、最初の接続でパスフレーズをキャッシュするかと聞いてくるので、覚えさせればいい。
そうすれば、以後configに設定した名前だけで接続が可能になる。
この時、パスフレーズの入力は必要ない。
$ ssh vps
でOK。
さてノートPCのUbuntuにid_rsaをコピーして、同様にconfigを.ssh以下に保存する。
端末から、Mac同様に接続を試みる。
$ ssh vps
ここまでは、同じだ。
ところが、Ubuntuは自動ではパスフレーズをキャッシュしてくれない。
ssh-agentを起動
そのためのツールが別に用意されているので、起動する。
$ ssh-agent
SSH_AUTH_SOCK=/tmp/ssh-SqRHipZc2573/agent.2573; export SSH_AUTH_SOCK;
SSH_AGENT_PID=2574; export SSH_AGENT_PID;
echo Agent pid 2574;
すると、上記のような表示がなされる。この時点では、パスフレーズはキャッシュされていないので、続いて、追加作業をおこなっておく。
ここでは、ssh-addを実行する。
$ ssh-add
Enter passphrase for /home/satoshi/.ssh/id_rsa:
Identity added: /home/satoshi/.ssh/id_rsa (/home/satoshi/.ssh/id_rsa)
今度は、パスフレーズを聞いてくるので、正しく入力すればOK。
これで、準備完了だ。
早速接続してみる。
$ ssh vps
Welcome to Ubuntu 12.04.2 LTS (GNU/Linux 3.2.0-49-generic x86_64)
* Documentation: https://help.ubuntu.com/
Last login: Sat Jul 27 21:07:50 2013 from xxx-yyy-zz-aa.sub.domain.jp
username@vps:~$
今度は、パスフレーズを聞かれることなく、接続が完了する。
注意も必要
当然、パスフレーズを入力しなくても、接続できるという事は、使用しているアカウントのパスワードが漏れたりすると、あっさりvps側にまで侵入できてしまうわけです。
特に、ノートパソコン等の場合は、id_rsaも保存しているわけで、危険ですね〜。
外に持ち出すようなPCには、この手の設定はやめて、不便でもパスフレーズを入力すべきですよね〜。
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