ドラクエXを購入
息子の誕生日が8月末にあったのだけれど、7月頃からWii版ドラクエの新作を誕生日プレゼントとして買ってくれと言い始めていた。
まあ、これまでPS2でドラクエを経験しているし、古いI,II,IIIも達成している。
我が家では、個人用のゲーム機は買わない方針なので、DS用だけは未経験という状況だから、今回も買おうと考えていた。
しかし、オンラインゲームとなったドラクエの情報を全く集めていなかったので、買う前に少しは情報収集しておかないと、まずいだろうということでまじめに調査してみた。
パッケージ購入すれば20日間の無料券がついてくる。それ以後はキッズタイム(平日16時〜18時、土日13時〜15時)は無料で遊べる。
それ以外は、基本的には30日で1,000円。60日・90日で少し割引になる程度。
そうそう、Diskは2枚組だけどUSBメモリにプログラムとデータを最初に格納してしまう。そのために16GBのUSBメモリが必須となる。(先日780円で購入しておいたメモリが役に立った〜)
実際にプレイしてみると
まず3つの記録ができるので、1人で3つのキャラクターを管理するか、3人で交互に遊ぶか・・・。下二人の子供と自分の3人で、まずはプレイすることにした。
いきなりDVDからUSBメモリへのコピーに結構な時間がかかる。
待ちくたびれて、やっとスタート。
初めはオフラインでしばらくOK。
でも、ストーリーが進んで、オンラインになると、キーボードは必須な感じ。
マルチプレーヤで、会話するのに、クラシックコントローラーでの入力は非常に厳しいし、デフォルトで用意されているメッセージだけでは、会話が成立しない場面が出てくる。
ちゅうことで、USBキーボードも必須ですな。
ただ、WiiはUSBコネクタが2個しかないので、有線LANを利用している場合だとUSBが1個塞がっているのでキーボードを諦めることになりそう。もしくはHUBが使えるかどうか分からないけど、そんな対応が必要になってくる。
クレジットカードの登録はしなくても開始できるし、ログインパスワードも用意されているので、子供が勝手に支払いして・・・という事は、ちゃんと配慮されている。少し安心。
問題は・・・
システム的な問題は、バグとかゲームバランスとか、まだこれから出てくるかもしれない。だが、それも徐々に無くなっていくとは思う。起動時にアップデートがあったりすると、ダウンロードしてからプレイになるのは、これまでのDVDによるゲームとは異なり、変化ができるシステムになっている。
それ以上に気になるのは、プレーヤの問題だ。
昨日も、子供たちが寝てからレベルアップのためにログインして、プレイしてみたが、やたらと下ネタを吐く奴や、荒い言葉遣いのプレーヤなどが存在する。
こればかりは、システムの問題と言うより、利用する人間の問題だ。
昔PCでオンラインゲームをやった時も、チャットやTwitterなどを使っていても感じるのだけれども、これはシステムの問題ではなく、利用する人間の問題なわけで、全く同じことだと思う。
すぐ、インターネットが悪い、ゲームが悪いと言う輩がいるけれど、道具は道具であって、使う人次第だと思っている。包丁で人は刺せるが、それをもってして世の中の包丁が悪い、だから包丁をなくせというのは筋違いだ。
子どもには正しい道具の使い方を、理解し理解させる必要があるし、正しくない利用の仕方をする人間が存在することも教えておく必要があると思っている。
驚くことに
数日プレイしている様子を観察してみたが、非常に驚くことがあった。
小学校4年生の息子にUSBキーボードを使わせたところ、ローマ字入力を普通に行ったことだ。しかも結構早い。多少指使いにおかしなところはあるものの、考えている様子はない。
出来なかったのは、変換と決定。
なぜかというと、すでにiPadでローマ字入力を経験しているし、今もiPadで文字入力するときはローマ字キーボードを使っている。ただし、変換キーは存在しない。入力時は候補が表示される。決定はその文字をタッチするのだから、変換の仕方と決定の仕方がわからないのは当然なわけだ。
そして、オンラインで遊んでいるところを見ていても、非常にスムースにコミュニケーションをしている。まだ初めてのオンラインゲームなので、専門用語も知らないし、略語も知らないので、丁寧な言葉でやり取りをしていて、かえって面白いし、好感が持てる会話が多い。
まあ、そのうち打鍵数を減らすような工夫や、省略を覚えていくのだろうなぁ・・・。
きっと、こんな風景は、我が家だけではなく日本中のあちこちで展開されているはず。
ならば、正しく利用させる方法をゲームを通じてでも、学習することが出来れば、一気にリテラシーは上がっていくはずなんだけど・・・。
大人の方が追いついていない感じがするのが、かなり残念だな。
いつか、自分のスキルを追い越してくれる日が楽しみになりましたとさ。
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