バックアップドライブの設定
今回は、NASを利用していたので、そのまま使おうかとも考えたのだけれども、細かな制御がしにくいことやログを取る上で、ユーザ名など詳細に記録したいという事で、NASのデータをWindowsServer上に移動し、FileServerとして稼働することにした。
こんどはNASをバックアップにしようと思ったのだけれど、バッファローのLinkStationは直接USBで接続して利用できない…らしい。といって、Network上に置いていたら意味がない。
サーバに新たにNICを挿して、ローカルなネットワークを構築しても良いのだけど、手間の割にメリットが無いので、外付けのHDDを購入してバックアップ用に割り当てることにした。
現場近くのケーズデンキに行くと、USB3.0対応の2TBのものが、1万円ちょっとででているので、速攻で購入。
戻って接続。
OK認識は大丈夫。HDD上に置かれているフォーマッタやパーティション切り直しツールなんかは、一切いらないので、削除。変なツールは不要ですし、標準のもので十分だもんね〜。
さて、バックアップソフトには、お気に入りのpdumpfsを利用。LinuxでのFileServerでもお世話になりました。Windows版も出ているので、利用することに。
本当はRuby突っ込んで実行なんてのも良いのだけれど、個人的な趣味に走り過ぎと言われるのはまずいので…。
削除は、手動で実行することに決め、余分なタスクなどは設定しない。
さて、テスト…。
エラーだ。
新しいHDDに書き込みができない。・・・。
そうか、pdumpfsの権限が不足しているのか〜と、試しにeveryoneフルコントロールにしようとして、権限がないと言われる。
ちょっ、俺はadministratorで入ってるんやで!!!
なんでや〜。
ええい、ドライブのパスも変更できるし、フォーマともできるのに…。
そっか、クイックフォーマットが悪さしてるんだなきっと。
じゃ、クイックじゃないフォーマットを…NTFSで2TB。ぽちっ!
1%……… 2%………
ってめちゃめちゃ遅いじゃんか。ダメだ、他の作業を先にやることにしようと…。と諦めて前日帰宅。
でもって、朝見るとようやく55%。はぁ、結局フォーマットをかけた翌日の夜、やっと利用可能に。
さて、バックアップのテスト…。
エラーだ。
新しいHDDに書き込みができない。…(デジャヴュだ)
原因は判明していた!
じつは、夜帰る時に車の中で、仲間とこの件について話していて、全然関係ない話題から、自分で設定していた内容に思い当たっていたのだった。
それは、クライアントからの要望で、「情報漏えいの起き得ない設定を望んでいる」という事だったので、外部メディアについては制限を加えることにしていた。
グループ・ポリシーの設定に以下の項目がある。
利用可能なポリシー項目:
[リムーバブルディスク : 読み取りアクセス権の拒否]
[リムーバブルディスク : 実行アクセス権の拒否]
[リムーバブルディスク : 書き込みアクセスの拒否]
ここで、リムーバブルディスクへの書き込みアクセスを拒否:有効としていたのだった。
これが、書き込みできない原因だ!!!!!と気づいたのだった。
設定したのは自分だし、覚えていた。
ただ、フォーマットができたので、この件を忘れてしまっていたのだった。
だから、ポリシーを書き換え、バックアップテストをしたのに、ダメとな…。
もちろん、gpupdate /forceもかけました…。
ログオフ・ログオンもやりました。
でも書き込ませてくれないのだよ…。
結果オーライ
頭に来たので、外付けHDDの電源をOFF。一旦物理的に外して、再度接続。
電源を入れたら…。認識。
OK。書き込みテストをする。あぁ何事もなかったかのように、書き込みができるようになっている。
フォルダもファイルもOK。
(くうぅ〜。嬉しい)
まあ、結果的にはOKになったものの、少々解せない感じがしますが…。
ということで、頭に来たら、衝動的に行動するのもたまにはOKということで…www
ちなみに、pdumpfsは順調にバックアップを取ってくれています〜。
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