友人の塾で
高校時代の友人で、塾経営をしている奴がいるんだけど、彼はフランチャイズは使わず、個人塾としてこれ迄規模を拡大してきた。
拡大してきたと言っても、ほんの小さな教室だけからスタートして、今じゃリトミックダンスやら幼児の英会話教室やら、ロボット教室みたいなもの迄やってるのは、恐れいる。
その彼とはバンド仲間だった事もあり、しばしばお茶を飲んだり愚痴を聞いたりとたいうのを、年に1~2回のペースでしてきた。
そして久しぶりに行った彼の塾は、すごいことになっていた。
1Fの教室の壁には、PCがぎっしり並んでいる。全てWebカメラとペン入力が可能になっている。2教室で40台以上設定してある。ついでに2Fも確認してみると、1教室に10台程度…。いつのまにかパソコン教室を始めたのか?と聞きたくなるほどだ。
まあ、話を聞いてみれば、教材が電子化され、そいつを使ったり、動画の説明を見たり、さらにはネットを通じてwebカメラを使い対話的にアドバイスを受けられるシステムを導入しているらしい。
すさまじくIT化が進んでいますな。もともと、個別に練習問題を出力するマシンを導入したりはしていたのだけれど、ここまでとは…。
相談があると言われ
まあ、こんだけのシステムを入れるにあたっては、中古の再生品を扱っている会社さんと仲良くしているということは、分かった。そりゃ、新品で50台からのPCを入れるとなると、少々しんどいもんなぁ。
ところが、その会社が結構離れているらしく、不調なマシンを見て欲しいというのが、依頼だった。でもって、他にアドバイスがあれば、頼むわ〜って…。
ざっくり見たところ、ネットを結構利用しているものの、Proxyがない。台数の割には管理サーバがない。ファイルサーバはないかわりにNASが4台ほどつながっているが、アクセス権限などの設定はなされていない。(全共有状態)
てな状況なので、まあ簡単にこれこれ、こんなマシンを用意して、設定するとこんなことができるようになるんよ。と説明するものの、時々キョトンとしている。
どうやら「サーバ」という言葉が出ると、意味がわからなくなるらしい。
確かに、普通のPCと何が違うの?って聞かれたり、何をしているの?と聞かれることは多かったので、きちんと説明を加えることに。
まあ、何とか理解はしてくれたようだ。
あとは、初期費用とランニングコストの説明をし、初期費用のハードウェアは、大体の概算額を教えておいた。あとは、自分の予算と要求のバランスを見て、決断するしかない。
ちなみに、人件費も時給あたりの金額を大体伝えておいた。
もちろん、友人なので、如何に安く上げるか?とか、ここは多少高くてもコストを掛けるべきみたいな話もちゃんとしてお来ましたわ。
求めるものは?
結局はコストパフォーマンスなんだよね…。
なので、NASの使い方と設定の方針を決めるべき。というアドバイスが一番効果があったみたいだ…orz
「最悪、1台NASを追加してデータの整理を行う必要があるかもね」というアドバイスはしっかり理解してくれていた。
逆に、サーバ関係はというと、どうも理解できていなさそうな感じで…。でも役割は何とか分かったようなんだけど、手間をかければ今のままでも使えるんじゃ?と思ってしまうところが、導入に至らないわけで…。もう少しお手伝いをしないといけない感じでしたゎ
見えないものは理解が難しいのだろうなぁと、しみじみ思いましたとさ。
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