11.10が調子悪いわけじゃない
結構な時間をかけて、11.10をインストールしたわけだが、長く使うのであればLTSである12.04にしておこうかなぁという気持ちがあり、暇な時間を使って作業しておこうという事だ。
インストーラーとPAE非対応CPU
にあるように、このInspiron700mは古いノートであるし、Pentium Mと同じ頃のCeleron Mだし・・・。まず対応していないことを前提に作業をする必要がある。
12.04を初めからインストールすると、起動しないということが発生するらしい。
ところが、今回は偶然にも利用したDiskが11.10だったから苦労せずに入れることができた。あとは、Upgradeするだけだ。
アップデートマネージャーを起動すれば、12.04にアップグレードできると表示されているので、それを選択するだけだ。
ダウンロードに約10分強かかった。
あとは、glibcを使っているみたいだとか、サードパーティのレポジトリは削除するとか、当たり前のことを言ってくるのでOKとか次へで作業を進めればOK。
ダウンロードを完了してインストールに入ると予想時間を表示してくれる。大量のパッケージを更新する必要がある。およそ1時間20分・・・。まあ、予想はしていたけど・・・。
ほかって置きます。
カリカリ・・・カリカリ・・・と、一生懸命作業しています。
削除するパッケージの一覧だとかも表示してくれますが、どうせ不要なんでOKしか選ぶつもりは無いです。
ほぼ、予想通りの時間を使って、インストール完了してくれました。
もともとが、xubuntuを入れxfceにしていたので、12.04であっても、環境はそのまま引き継いでくれます。
少々、アイコンが格好良くなった感じがします。
いつのまにかKernelが・・・。
VMでは、少し前から12.04をクリーンインストールして運用しているんだけど、よくよく見たら、いつのまにやらヴァージョンがかなり上がっているのに、改めて気づいた。
初めてkernelのヴァージョンを意識し始めた頃は、2.0系列になったばかりだったと思う。
それ以前も使っていたんだけれど、だから?という程度で気にしていなかった。
ただ、職場でFile Serverを立ち上げたり、DNSやProxyなんかを何度も構築する頃には、2.2くらいだったような・・・。これすら遠い記憶なんだけどね〜。
ところが、今回どの程度リソースを食っているか確認しようと思って、システムモニターを起動してみたらカーネルが3.2.0って表示されている。Gnomeも3.4.2って・・・。はぁ時の流れるのは早いな〜と、つくづく思いました。
だって、Gnomeなんて3になって、結構混乱してた時期がありましたもんね〜。
DogYearとか光陰矢のごとしとか
そんな言葉を、使う機会ってあんまりなかったような気がするんだけど、知らない間に、改良は加えられて性能がUPし、不具合が改善されている。
これだけ、使ってみてubuntuというかLinuxというか、完成度が本当に上がっているのを実感する。
ubuntuの前は長い間Vineのお世話になっていて、日本語周りを安定して利用できる状態になったのはVine4あたりからっだと記憶しているんだけど・・・
最近のディストリビューションは何を使っても、そこそこ初めからまともに動くし、設定も随分こなれているので、使い勝手がそれ程悪くない。デフォルトで十分まともに利用できる。
slackwareでちまちまソースを書き換えてコンパイルしていた頃が懐かしゅうございます。
「地球か・・・何もかも懐かしい・・・」
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